![](https://static.wixstatic.com/media/e99b4e_2c9a153bef0445d3bfb520bac8ad96ed.png/v1/fill/w_96,h_54,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/e99b4e_2c9a153bef0445d3bfb520bac8ad96ed.png)
食物連鎖と食物網
~たべちゃうぞ!!で消費者・生産者・分解者は完璧!~
「食物連鎖」生物のつながりを意識する上で最もわかりやすい内容かなと思います。我々人間は必ず何かを食べて生きています。その食べ物はどこ由来のものかをたどっていくことができるはずです。家庭科の授業などで1日30品目食べなさいという話があったと思いますが、その30品目の食品をたどっていくだけでも十分ストーリーができると思います。植物由来であればそんなに難しくありませんが、動物由来であればたくさんの経路をたどることができます。あまり細かくやりすぎると嫌われてしまいますのでカードゲームで楽しみながら伝えることをしています。
今回の授業のアイテムは「たべちゃうぞ!!」という可愛いイラストのカードゲームです。実はもう絶版になってしまっているとの情報があり大変残念です。陸版(りくのなかまたち)と海版(うみのなかまたち)がありますので今回は陸、次回の授業は海という感じで授業中にゲーム的要素を取り入れています。ルールは7ならべに近い感じです。
実はこのカードにちょっとひと手間加えて「生産者」「消費者」「分解者」とそれぞれの役割を理解できるように書き込みをしています。著作権の問題があるのでダウンロード版はアップできませんが、これを参考に自作してみてもいいのかと思います。
![たべちゃうぞ カード.jpg](https://static.wixstatic.com/media/cf8aee_436624bfc9664306a0ab0891add9788a~mv2.jpg/v1/fill/w_102,h_35,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/%E3%81%9F%E3%81%B9%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%86%E3%81%9E%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89.jpg)
![生物同士のつながり 改良-02.jpg](https://static.wixstatic.com/media/cf8aee_9f74d451de5d484b8c2084c3549fcce8~mv2.jpg/v1/fill/w_195,h_276,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%90%8C%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%80%80%E6%94%B9%E8%89%AF-02.jpg)
![生物同士のつながり 改良-04.jpg](https://static.wixstatic.com/media/cf8aee_94c197bfb249490da911a821f7f4088b~mv2.jpg/v1/fill/w_195,h_276,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%90%8C%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%80%80%E6%94%B9%E8%89%AF-04.jpg)
授業のポイントとしては生物どうしの食べる食べられるの関係は単一の直線的ではなく、たくさんのパターンが考えられるので鎖ではなく、網のような構造になっている「食物網」を意識的に教えたいものです。また右上側に示した「生態ピラミッド」はFLASHで動くものになっています。中二病ではありませんが、新世界の神になった気持ちでそれぞれの段をピンチすることで数の増減ができます。ひとたびピラミッドのバランスが崩れた場合にどのような個体数の変化があるのかをすぐに計算してくれる優れものでです。ぜひご活用ください。
ちなみにここの単元についてはキャンプなどの野外教室で習った「プロジェクトワイルド」というリーダー養成講座が役に立つと思います。テキスト等は門外不出ですのでお示しする事はできませんが、何かヒントになることがいっぱいありました。自然を感じる生徒のアクティブな学びができる環境を作れるようになりたいものです。