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木の葉化石を掘ってみよう
化石の発掘についてどうしてもリアルにこだわるのであれば
栃木県那須塩原市の「木の葉化石園」で決まりです。
「木の葉石」は今から数十万年前、第四紀更新世中期に現在の塩原の温泉街付近にあった古塩原湖に堆積した地層の中に含まれる化石を指します。古塩原湖は塩原の南側に位置する高原火山の活動に伴って形成された湖です。成因についてはカルデラ説などいくつかの説があり、はっきりしていません。この湖に周りから土砂や火山灰が流れ込み、湖水の中で繁殖していたケイソウの殻なども加わって形成されたのが、塩原湖成層です。箒川に沿って、バウムクーヘンのような薄い葉理が発達した塩原湖成層の露頭が点々と見られます。
塩原湖成層からは百数十種類の植物の他、昆虫、魚、カエル、ネズミなど多数の化石が産しています。これらは葉の葉脈が細かなところまでわかったり、動物の体毛が残されていたりするなど、化石としては例外的に保存がよいもので、学界の注目を集めています。
必要な道具はマイナスドライバーと木づち、軍手と保護メガネです。
バウムクーヘンのような薄い葉理をねらいを定めて割ってみましょう!
素晴らしい化石にめぐり会えるかもしれませんね!?ただし原石なので必ずしも化石が出るとは限りませんのでご了承ください。
木の葉化石を題材にしたこの自主制作映画、素敵すぎます!是非見せてから発掘作業しましょうね。夏の思い出ですね。
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