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オームの法則をマスターしよう!

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 さぁ、いよいよ中学校理科の最も嫌われている部分と言っても過言ではない「オームの法則」です。とは言ったものの私個人的には何がわからないのかがよくわかりません。前の時間で電流と電圧の間に何らかの相関関係があることが見出せれば、抵抗の概念(流れにくさ)もすんなりと理解できるような気がしますが、おそらく単純に計算が嫌なのでしょう。さらに言ってしまえば抵抗の値を求めることに何の価値も感じていないからだと思います。そもそも「抵抗の概念がわかったところで何か役に立つんですか?」という生徒たちの疑問に答えることができますか?抵抗の値は「電圧を電流で割る」という単純な計算の話で済ませるから問題がわかりにくくなっているのだと思います。何度も繰り返し同じことをいっているかもしれませんが、科学は我々の生活を豊かにするために利用されてきたものです。

 我々は日々の生活で様々な家電製品を使っていますが、日本の家庭用のコンセントは100Vです。この100Vをすべての家電製品の各部品に流すと、きっと大変なことが起きるはずです。それぞれの部品に適切な電流を流すために抵抗を利用し、調節している事を伝える必要があります。計算上では「速さ」「時間」「距離」の「は」「じ」「き」の計算方法を教えて、「電圧(V)」「電流(I)」「抵抗(R)」の関係を簡単に求めることができるになっていれば良いかと思います。

 

私が作ったプリントはかなり単純な計算問題だけで構成されていると思います。難しい問題やチャレンジ問題を解いたときの喜びよりは簡単な問題を数多く解決できたという成功体験を積ませることの方が理科嫌いをなくす方法なのではないかと私は考えます。

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